また営業が無茶苦茶な納期の仕事を取ってきた…
会社が売上を作るためには、仕事をする必要があります。
仕事をするには依頼を得ることが必要。
そのために営業はお客様から発注を引き出します。
発注は遅れたが納品日は変わらん! 発注してもらうために値引きもした!
しかし発注してもらう為に安価で短納期な仕事を請け負ってしまうことがあります。
将来的な発注を考えれば1回や2回は無茶な仕事を取るのも必要かもしれません。
しかし常態化すると危険です。
売上を立てるのは大事ですが、目先の売上を優先するようになったらマズイサインですね
そこで今回は営業優先で納期調整できない会社は辞めたほうがいい理由について解説します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験3回。
ロジカルに考えるのが得意。
記事を読むメリット
営業優先で納期調整できない会社は辞めたほうがいい理由がわかる
営業が納期調整できない理由
そもそも何で納期調整してくれないの?
まず何故営業は納期調整をしないのか?
営業が納期調整できない理由、それは営業にとって発注を得て売上を立てるところがゴールだからです。
発注を得ることが目標。
発注を妨げる要因は作りたくない。
故に顧客の望んでいる納期を変更しないわけです。
無茶な仕事を取ってくると後々会社が困るんじゃないの?
会社は困りますね
でも部署の評価方法によっては営業は困らないんですよ
間に合わない納期の仕事を取ってくると、エンジニアなど現場の負担が増大してどこかで無理が生じ、納期遅れや納品物の品質低下に繋がります。
しかし会社が営業部門を売上で評価している場合は、仕事をとってきた営業部門は優秀と評価されるので全く問題になりません。
ですので営業の評価方法によっては、現場は無理を押し付けられて評価も低いという不公平が生じます。
営業が納期調整しない理由
営業が売上で評価される場合は、現場でいくら無理が発生しても関係ないから
営業優先で納期調整できない会社は辞めたほうがいい理由
無茶な納期のしごとばかりで、この会社ヤバい気がする
営業は売上を立てる為に納期調整はしたくない。
では営業優先で納期調整しない会社は何がマズイのか。
危険なポイントは大きく2つあります。
営業優先な会社が危険な理由
- エンジニアの働く環境としては最悪
- 財務基盤が危険
ひとつずつ説明します。
エンジニアの働く環境としては最悪
まず営業優先で納期調整できない会社は、エンジニアの勤務環境としては最悪です。
理由は先に述べたように無茶を押し付けられるからです。
無茶な納期を押し付けられると、機能や品質を調整何とか納品するしかありません。
しかし品質を下げるとクレームが来ます。
そのクレームの評価は大抵の場合、営業ではなくエンジニア部門が被ることになります。
なにそれ!めっちゃ不公平じゃん!
何故か上流工程が偉いみたいな謎の風潮があるので、失敗の理由は下流工程に押し付けられるんですよね・・・
このような無茶な環境で働いていると、体も心も壊れやすくなるので良くないです。
財務基盤が危険
そして営業優先で納期調整できない会社が危険な理由として、財務基盤がヤバい可能性が高いです。
無茶な納期の仕事を受けて売上を上げないといけない。
裏を返せば、「そこまで無茶をして売上を立てないと会社が回らない状況」に陥っているということです。
つまりは自転車操業。
自転車操業(じてんしゃそうぎょう)とは、操業を止めてしまえば倒産するほかない法人が、慢性的な赤字状態でありながら他人資本を次々に回転させて操業を続けていく状態のことである。
自転車操業 - Wikipedia
無茶な仕事を受けないと回らない状態。
つまりはいつ倒産してもおかしくない状態なわけです。
経営側からすれば会社を存続させるために必死なのでしょうが、従業員側からすれば残り続けるのは危険な会社と言えます。
尻に火がついている状況証拠なので、かなり危険ですね
無理な納期に苦しめられる人達
SNSを見ると、営業が勝手に決めた無理な納期に苦しめられている人が見られます。。
ウチの営業が納期1週間伸ばしに行ったのに1週間縮めて帰ってきてワロタw
— たかぱ (@metal_takapa) July 13, 2020
モロクソとばっちりで急遽夜勤入るハメに…
年度末のクソ忙しい時期に今更ありえん納期言ってくる営業なんなの
— えびさや (@ebisayaaaa) February 18, 2021
現場の温度感わかってなさすぎて腹立つわ〜〜〜
グチです🙇♀️
世の中残業の理由と見通し時間の事前申告制にすれば良くない?で、部下の残業時間=管理職のマイナス査定にすんのよ。そうすれば血眼になって人員確保と仕事量の再配分と部下の能力把握するっしょ。あとクソ納期で仕事取ってくる営業とも本気で喧嘩してくれるでしょ。
— ねこがみ (@nekogami_red) November 19, 2015
こっちの状態確認せずに勝手に納期決めるクソ営業( 💢՞ةڼ◔) ンダアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!
— ひろと (@AirHiro0528) September 25, 2020
いきなり短納期取ってきた営業はクソ
— 辻乃井 (@tsuzinoi) November 3, 2019
無理な納期の仕事に苦しんでいる人達の意見を見ると、以下のような意見が見て取れた。
- 営業はクソ
- まず現場のスケジュールを確認しろ
- 部下の残業時間増えないように管理職が営業と戦え
こう見ると現場負担がわからずに仕事とってくる営業ばかりで、まともな業務フローが回っている会社ってレアなのかなって思うわ
まとめ
今回は営業優先で納期調整できない会社は辞めたほうがいい理由について解説しました。
営業が無理な納期を調整しない理由は、自分達の評価に影響しないからです。
営業が納期調整しない理由
営業が売上で評価される場合は、現場でいくら無理が発生しても関係ないから
そしてそのような営業理由を優先せざるを得ない会社で働くのは危険です。
危険な理由としては大きく以下の2つ理由があります。
営業優先な会社が危険な理由
- エンジニアの働く環境としては最悪
- 財務基盤が危険
売上を上げる為に、ときには厳しい条件で仕事を得る必要もあるでしょう。
しかしそれが常態化してしまえば、いずれ現場や会社が破綻します。
故にこのような破綻の道を歩む会社に居続けるのは危険と言えるでしょう。
無理を前提として仕事を取る会社は危なすぎるね
無理仕事取ってきた営業が責任は取らなかったりしますからね
ヤバい会社に長く居続けるのは心身ともに危険です。
しかし辞めてすぐに再就職できる人は限られています。
そこでITスキルを高めるのがオススメ。
スキルを高めておくと「この会社を辞めても生きていける」という安心感が出てくるので、今後生きていく上での難易度が下がりますよ?