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ITエンジニアがMacを使うメリットとデメリット

ITエンジニアがMacを使うメリットとデメリット

ITエンジニアの開発用PCはMacが向いています

PCを買う際に悩ましいのがWindowsとMacどちらにするか

Windowsは広く売られていてメーカーも色々ある。

Macは種類は少ないけどオシャレで人気がある。

そして何よりITエンジニアはMac推しが多い

そうなの?

まぁベンチャー系はだいたいMacな印象ありますね

古めの大手企業だといまだにメモリたった4GBの貧弱マシンで開発してるところもありますが

ではMacのどのような点がITエンジニアに向いているのか

逆にMacを使うデメリットは無いのか。

そこで今回はITエンジニアがMacを使うメリットとデメリットを紹介します。

書いている人

ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
仕事ではMac、プライベートではWindowsマシンを利用している。

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ITエンジニアがMacを使うメリットとデメリットがわかる

ITエンジニアがMacを使うメリット

Question Mark Choice Decision  - TheDigitalArtist / Pixabay

ITエンジニアがMacを使う最大のメリットはUnix系OSだから

「エンジニア Mac オススメ 理由」とかでググると色々出てきます。

  • 見た目が美しい
  • iOSアプリの開発ができる
  • アプリが秀逸
  • トラックパッドが便利

色々と書かれてますが、最大にして唯一の理由はUnix系OSだから

Unix系OSの利点はサーバーで利用されているOSとの親和性が高いこと。

サーバーOSについては2020年のW3Techs調べではUnix系OSのシェアが71.8%

世の中のサーバーの7割はUnix系のOSで動作しているわけです。

そしてMacはサーバー上と似た環境を作りやすい。

OSコマンドはほぼ同じなので同じコマンドでライブラリ等のインストールが可能。

WindowsにもWindows Subsystem for Linux(WSL)がありますが、ひと手間かかるので面倒です。

Windowsだと環境の違いで「Windows上では動いていたのにサーバー上で動かそうとしたら動かなかった」なんて事が起こります。

このようなことがあるのでWEB系のエンジニアを目指していてこれからPCを購入するならMacにしたほうが良いでしょう。

ITエンジニアがMacを使うデメリット

Macのメリットを先に挙げたが、デメリットも当然存在します

変化が激しい

Magic Cube Patience Tricky Hobby  - congerdesign / Pixabay

Macを使うデメリットは変化が激しいこと。

Macはご存知Appleのみが作っているので、色々なものを急にガラッと変えてきます

例えばCPU。

最近は「intel系のCPUからARMベースに!?」と驚かれていますが、もっと前の2000年代はPowerPCという別のCPUを使っていました。

CPUが変わればCPUを動かすための仕様も変わります。

とあるCPUでは動作していたプログラムは命令系統の違う別のCPUでは動きません。

そのためCPUが変われば周辺のアプリケーションも変わらざるを得ません

すぐに新しいCPUに対応できれば良いですが、開発体制によっては簡単に新CPUへ対応できないこともあります。

Apple SiliconのMacだと動かないアプリもまだ結構あるみたいね

まぁあれはOSのせいっていうのもありそうですが

そして大きく影響するもののひとつがOSの変化です。

MacはOSのアップデートがあるたびに阿鼻叫喚になります。

アプリや周辺機器など多方面に影響して色々なハードウェア、ソフトウェアが動かなくなります。

最近の macOS Big Sur も同じく。

  • オンライン会議システムが動作しなくなる
  • メールソフトが重くなる
  • マウスが動かなくなる
  • Touch IDが機能しなくなる

など様々な不具合を誘発しました。

このようにMacを使っていると、Appleの無遠慮な変更に巻き込まれることがあります。

値段が高い

Credit Card Charge Card Money  - TheDigitalWay / Pixabay

Macのデメリットとしては値段が高いというのもあります。

MacBookProのページを見ると2021年3月現在で最も安いモデルでも134,800円からとなっています。

10万円を大きく超えるので使う場合は結構な出費になります。

まとめ

今回はITエンジニアがMacを使うメリットとデメリットについて紹介しました。

最大のメリットはUnix系OSなので、サーバー同じコマンドで操作でき、同じような環境を作りやすいことです。

デメリットとしてはCPUやOSの変化が激しいので振り回されることです。

ITエンジニア支店ではない私的利用目線で言えば、

  • ゲームが対応してないことがある
  • 拡張性が低い、GPUが積めない

とかもありますね

とはいえWEBエンジニアになるのであればMacはあった方がいいと言えます。

CPUが変わったばかりで対応できてないアプリもあるけど、Apple SiliconのMac miniとかあると良いかもしれませんね。

単純に軽くて早いらしいので、アプリや周辺機器の対応が終わればかなり良いマシンと言えるでしょう。

あと10万円行かないのも魅力です。

Macを持っているだけでは宝の持ち腐れ

ITエンジニアになるのであれば使いこなす必要があります。使いこなすためにも何かプログラミング言語やフレームワークの使い方を勉強してみるのも良いかもしれません。

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