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たかが仕事に理念や崇高な精神を求めるのは不健全な理由

たかが仕事に理念や崇高な精神を求めるのは不健全な理由

なんか「理念に共感しろ」とか言われるけど全然共感できない

会社は人が集まって活動し利益を生む組織です。

多くの人が所属する組織の中では事業の発展や利益とは別に、理念を大事にしているところがあります。

例:お客様の笑顔の為に!

このような理念への共感を従業員全員に求められることもあります

しかしこのような崇高な理念を従業員に求めるのは健全ではありません。

しかしこのような会社はオススメしません

一体何がダメなのか。

そこで今回はたかが仕事に理念や崇高な精神を求めるのは不健全な理由について解説します。

書いている人

ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験3回。
ロジカルに考えるのが得意。

記事を読むメリット

たかが仕事に理念や崇高な精神を求めるのは不健全な理由がわかり、会社を見極めるポイントが明確になる

たかが仕事に理念や崇高な精神を求めるのは不健全な理由

たかが仕事に理念や崇高な精神を求めるのは不健全な理由、それは明白です。

仕事の主目的を誤魔化しているからです。

従業員側の仕事の目的は以下のポイントのはずです。

従業員から見た仕事の目的

  1. 生きるためのお金を得る
  2. より良い賃金を得るためのスキルアップ
  3. 仕事を通じて社会貢献

1に書いたように、まずは生きるためです。

他者への貢献して喜ばれるのも良いですが、まずは生きるためです。

まず大事にするべきは自分です。

ここを履き違えている企業に所属するとやりがい搾取にハメられてしまいます。

仕事に崇高な精神を先に持ってくると破綻する

Man Portrait Businessman Manager  - michael_schueller / Pixabay

仕事はまず生きるためにすることです。

生きるために他者に仕事で貢献することで金銭という糧を入手します。

ここを間違っている企業がしばしば存在します。

例えば某殿堂入りブラック企業である居酒屋さん。

そこで飛び交っていたとされる発言がコレ。

・「ありがとう」を集める

・無理を1週間続けたら、無理じゃなくなる

・人間とは、人間性を高めるために生きることが一番の幸せなのではないか

字面を見ればご立派ですね。

しかし社長である自分はお金をガッポリ貯め、従業員は過労で病んでいる状態でそれを言ったらどう思いますか?

そうなると意味が変わってきますよね。

社長「文句を言わずに会社に貢献しろ」

従業員への還元が伴わずに貢献を先に持ってくるのはこういうことです。

ご立派な貢献を大事にしすぎる会社は、従業員をやりがい搾取にハメてきます。

働く仲間を蔑ろにするのは良くないね。

「たかが仕事」と考えるくらいが健全

Upset Overwhelmed Stress Tired  - RobinHiggins / Pixabay

悪い会社だととても綺麗なお題目を掲げて従業員をやりがい搾取にハメてきます。

しかし従業員からすれば、まず生きるために稼ぐが重要なので、「たかが仕事」くらいに考えるのが健全です。

大事なのはコレ。

重要なポイント

  1. 自分 >> 仕事

まず自分を大事にしましょう

仕事は生きる糧を得るためには大事ですが、自分が傷ついたり病んだりしては本末転倒です。

私たちは決して仕事をするために生きているわけではありません

たかが仕事、自分の方が大事

仕事が自分にとって危険なものになったなら、「自分のほうが大事」の精神で辞めてもいいんです。

辞めるのは勇気がいるかもしれませんが、今なら退職代行なんかもあるのでどうしても辞めづらいときは使うのも手でしょう。

自分がダメになっちゃうほど仕事を頑張る必要はないですね

仕事に対する意見

Group Crowd Diversity Human  - geralt / Pixabay

では仕事に対してどう思っているのでしょうか。

Twitter上の意見をピックアップしてみました。

以下のような意見があるようです。

仕事へ意見

  • 何があっても「たかが仕事」と割り切るのは大事
  • たかが仕事なので給与と仕事内容以外はどうでもいい
  • 「たかが仕事」と言い切るにはスキルと金が必要

まぁ実際、「辞めても何とかなる」という状態じゃない場合は【生活握られてる】ようなものなので「たかが仕事」と重要度下げることも難しいかもしれませんね

まとめ

今回はたかが仕事に理念や崇高な精神を求めるのは不健全な理由について解説しました。

たかが仕事に理念や崇高な精神を求めるのは不健全な理由は従業員からすれば理念や精神よりも先に自分の生活が大事からで、ポイントは以下の通りです。

  • 働くことに理念や精神を求め過ぎると「やりがい搾取」になる
  • 働く側としてはあくまで生活のためが第一
  • 自分 >> 会社
  • たかが仕事で、自分に害が出るまで頑張るのは本末転倒

従業員はまず自分を蔑ろにしてはいけません。

自分を蔑ろにして働いても、喜ぶのは経営者です

そのような滅私奉公が求められるような会社は不健全だと言えるので、「たかが仕事」と割り切って転職してしまいましょう。

いくら綺麗な精神論を唱えても、従業員を軽視する会社はダメだね・・・

本当に「たかが仕事」ですから、「会社と折り合いが付いている間は頑張る」くらいでいいと思いますよ。

とはいえ「たかが仕事」と割り切るには「辞めてもどうにかなる状況」が必要です。

「たかが仕事」と割り切る為に大事な要素のひとつはお金を貯めておいて「辞めても暫く生活できる」ようにすること。

もうひとつはスキルを高めておいて「辞めてもすぐに就職できる」ようにすること。

就職するにも自分自身の武器が必要。

そこでITスキルを高めるのがオススメ。

スキルを高めておくと入った会社がダメでも「この会社を辞めても生きていける」という安心感が出てくるので、今後生きていく上での難易度が下がります

また今いる会社が従業員を恐怖で支配するようなブラック企業で、退職を言い出すのすら難しい場合は退職代行を使うのも手です。

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