辞めたあいつは本当に根性が足りない!
会社は人が集まって活動し利益を生む組織です。
会社で働きながら経験を積み重ね、生きるための賃金を得ます。
ですが会社はひとつではありません。
ときには退職者も出ます。
中には退職者についてこんなことを言ってくる人もいます。
辞めたアイツはダメなやつだ
退職者に対する悪口です。
この退職者を悪く言う行為、ダメな会社のサインです。
何故ダメな会社と言えるのか。
そこで今回は退職者を悪く言う会社は早く転職した方がいい理由について解説します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験3回。
ロジカルに考えるのが得意。
記事を読むメリット
退職者を悪く言う会社は早く転職した方がいい理由がわかり、転職の判断基準が明確になる
退職者を悪く言う会社は早く転職した方がいい理由
退職者を悪く言う会社は早く転職した方がいい理由、それは会社に他責思考が染み付いているからです。
会社を退職する理由は色々考えられます。
- 賃金や人間関係への不満
- 家族の介護や引っ越しなど個人的事情
- キャリアの方向性が会社と合わなくなった
中には個人的事情のように会社側にはどうにもできないものもあったりします。
しかし退職理由の多くは会社と従業員のアンマッチです。
会社が「退職者の望んでいた環境ではなくなった」ということです。
なのでどこか会社側で改善できれば退職せずに済んだ可能性もあるので、反省できるポイントもあるはずです。
人が辞めるときには相手側にある理由はコントロールできないのですから、次につながる反省は自社や上司としての自分が何かできることがなかったか、ということだけなのです。何事もそうですが、コントロールできることにフォーカスすべきです。
辞めた社員をけなす上司は20代から嫌われる|OCEANS オーシャンズウェブ
しかし自らの反省をせずに
辞めたあいつは本当にダメな奴だ!
根性が足りない!
と退職者を悪く言うようでは、全て退職者の責任にしているようなものです。
自らを省みない組織は危ないですね・・・
退職者の悪口の根底にあるのは他責思考
先程も述べましたが、退職者の悪口の根底にあるのは他責思考です。
このタイプは退職者が出たときに「なにか会社側に悪い点があったんじゃないか」とは思わずに、以下のように考えます。
他責思考の考え方
退職者が出た
↓
会社や管理職は悪くない
↓
辞めたやつが悪い
↓
辞めた奴=ダメな奴
要は「自分は悪くないから相手が悪い」を地で行っているわけです。
そしてこのようなタイプがいる会社で働くと苦労します。
何故なら上司が責任を取らないから。
退職者が出ることに責任を感じずに退職者側のせいにする管理職。
こういうタイプは仕事で問題が出たときも責任を取らずに部下に丸投げするでしょう。
なので会社に残った場合は、早晩使い潰されます。
もし退職者の悪口を言う社長や上司を見かけたら、早めに転職活動を開始した方が良いでしょう。
他責思考の社長や上司のもとで働くのは辛いですよね
まとめ
今回は退職者を悪く言う会社は早く転職した方がいい理由について解説しました。
退職者を悪く言う会社は早く転職した方がいい理由は
退職者が出る理由を考えもせず、「退職者側が悪い」と他責思考になっているから
会社や上司が他責思考だとメンバーにとっては地獄です。
都合の悪いことはすべて部下のせいにされてしまい、会社自体の改善が見込めません。
このような会社に長く居ると自分の手が出せない範囲まで責任追及されるので精神を病みます。
このことから退職者を悪く言う会社は早めに転職した方が良いでしょう。
権力が集中しているタイプの会社にありがちですね
ワンマン社長の会社だと「社長=神」みたいな風潮があったりして、社長の意に沿わない人間は後から悪く言われたりします。
とはいえ勢いで辞めると転職先が見つかるかどうかわかりません。
転職するにも自分自身の武器が必要。
そこでITスキルを高めるのがオススメ。
スキルを高めておくと入った会社がダメでも「この会社を辞めても生きていける」という安心感が出てくるので、今後生きていく上での難易度が下がります。
また従業員を恐怖で支配するようなブラック企業で、退職を言い出すのすら難しい場合は退職代行を使うのも手です。